Descent Into Chaos/Nightrage

個人的に、Gus G(G)が在籍しているだけで即買いだった、バンドにとっては2005年に発表した2ndアルバム。
メンバーがとにかく凄かった。
Tomas Lindberg(vo)は元At The Gates等
Gus G(G)は元Dream Evil等、現Firewind
Marios Iliopoulos(G)元Exhumation
(※1stはリズム隊もスペシャル級だったが…)

音楽性は、パワーメタル寄りのメロディック・デスメタル。大きな括りで言えばエクストリーム・メタル。
爆走突進チューンもあれば、どこをどう聴いてもパワーメタルでしょ、って曲もあってかなり楽しめる。
俺的にはGus Gってだけで熱い!

1曲目のBeing Nothingは、ブラストビートからスタート。
怒濤の爆走&突進デスラッシュ型なんだが、やはりGus Gは凄い!奏でるメロディがタダモノではない。
轟音サウンドの中に突如現れる流麗なメロディ。
デスラッシュのあまり好きではない俺もこれはイイと思う。

4曲目はメロデスライクなDescent Into Chaos。
ブラスとビートを織り交ぜながら前のめりに疾走するんだが、中盤辺りの展開が非常によろしい佳曲。

5曲目のFrozenはアルバム中最強。
イントロの流麗なGフレーズで死ぬかと思った。
やっぱり、ここらへんがGus Gクオリティ!
突進ではない疾走型の曲で、自分はこれくらいが丁度いい。
サビの部分では、Tomas LindbergのデスvoとアクセントのようにMikael Stanne(Dark Tranquillity)がクリーンvoで掛け合う形になってるのがこの曲に惚れた理由でもある。
Mikael Stanne、ほんと凄いヴォーカリストだよ。

6曲目のDrugもアルバム中1・2を争う名曲。
イントロのGus G節がまた素晴らしい。このイントロで駄作だったらマジで怒る、ってくらい泣きの速弾きフレーズ。
全体的に突進型の曲なんだが、やはりGus GのGの光り方はハンパではなく、メロディアスに疾走する姿に涙。

9曲目のRelease。
ミドルテンポの楽曲で、イントロから先もそれほどの展開も見せないので聴き逃しそうになったが、この曲でもGus Gがタダモノではないのを実感できる。…というか、Gus GのGを聴け!
特に中盤のGus Gのプレイには注目だ。

…というわけで、Gus G様々のアルバムだ。
Nightrageが凄いというより、Gus Gが凄い。

もう、Gus Gがギター弾いてるってだけでCD買うよ。

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