Deadlight/Before The Dawn

フィンランド出身のゴシック/デスというか、メランコリック系のメロディック・デスメタルとも言えるバンドの2007年発売、通算4作目。

元々はヴォーカリストのソロ・プロジェクトとして発足し、そこから一時期はバンド的な状態になるものの、現在は再び一人メロデス状態に…

でも、一人になっても何の問題も無いです!

 

音楽性はゴシック風味のあるメランコリック・メタル。といっても、Sentencedとは似ているようでかなり違う。そもそもこのバンド自体のヴォーカルがデス声だし(笑。楽曲自体もSentencedがオーセンティックなメタルをベースとしているのに比べ、こちらはよりメロディック・デスメタル的。メランコリックなメロディを載せてアグレッシブに疾走するのは非常に気持ちいい。

ヴォーカルのメインはダミ声系のデスvoと言っていいが、気怠い系のクリーンvoの比重も高い。

面白いところでは、メランコリック系のメタルでありながらkeyの導入はほとんど無く、かなりギターを前面に押し出していること。アグレッシブに感じるのはそれが原因かもしれない。

 

1曲目のWrath

イントロからすでにハイテンションで、そうした部分はMors Principium Estにも似てる。

アグレッシブなパートはデス声なのだが、テンポダウンするサビはクリーンvoとなる。その落差がバンドのアイデンティティなのだろう。

 

アルバムのタイトルトラックDeadsong

静かなパートと激しいパートの落差が凄いね、この曲。

イントロが比較的重いリフで始まるのだが、そこから一気に静かに転調。淡々とそのまま進むと思ってたわけではないが、想像以上に激しく盛り上がっていく。

クリーンvo主体で進むが、後半でデス声が一部乱入したりする。

静かなパートのメランコリックなメロディが最高♪

 

Before The Dawnのアルバムは総じてハズレは無いのだが、中でもこの4thが最強だと思う。アグレッシブさとメランコリックさのバランスが絶妙すぎる。

 

ポイントとしては、ダークでメランコリックなノリだろう。ただその部分も"陰鬱"というのとは違い、叙情的と言った方がいい。

難点は、盛り上がりそうで微妙にしか盛り上がらない曲調かな。「このまま、サビでは更に弾けるか?」と思うと肩すかしを食う。

 

似ていると言うならTrail Of Tearsが最もだが、Amorphis的メランコリックさも感じられたり、デスっぽさを少なくしたOmnium Gatherumって感じもする。

Sentencedを想起するとハズレだが、上記バンド好きは要チェックだ。

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