Shadows Are Security/As I Lay Dying

アメリカ出身、メタルコア・バンドの2005年発売3rd。
どうやら、海の向こうでは"メタルコア"という音楽が流行っているらしいとの情報をキャッチして入手したアルバムがコレです。
メタルコアとは?との問いに友人は、「ハードコアとメタルが融合したもんだよ」と。そもそもハードコアが良く分からん。とりあえずメロデス聴けるなら普通に聴けるという友人の言葉を信じて、いくつか勧められたCDのうちジャケット見てコレを購入した。
実際、聖典とも言えるBURRNも毎月は買ってないし。

そんなわけで、メタルコア・ブームに完全に乗り遅れた後に聴いたので、当時はこのアルバムの本当の凄さは実感出来なかった。
いや、あまり良くなかったと言ってるわけじゃないっすよ。
その後に聴き漁ったメタルコアを考えると、どうやら『最初の1枚目がこのジャンルの最高傑作だった』のだと分かった。
これが基準じゃ、他のCDが可哀想に思える

最初の1曲目を聴いてColony以降のIn Flamesを感じて、ハードコア?とか頭の中で"?"マーク乱舞。普通にメロデスだよね?とか。
でも、もうこの時点でジャストミートしてた。
すごい名盤かもしれない…と、1曲目で思ったよ。

2曲目ではクリーンvoも導入され、3曲目は再びスクリームvo一本。
で、4曲目のThe Darkest Nights。
いきなり爽やかポップ系なイントロで驚いた。…これはクセになる。
スクリームvoでハードに攻めつつ、問題のサビに突入。
これは、和み系? 癒されます
自分の中で、超名曲確定。

その後、6、7、8、9、10、11曲目もかなり上出来。
特に7曲目の慟哭とも言えるミドルテンポの楽曲はヤバイ。

全体的にアグレッシヴな疾走感がある。
今もハードコアの定義が良く分からないので、自分的には北欧系メロデスのオイシイ部分をモダンにアレンジしたように聴こえる。
それと、モッシュパートがタルくないのは最高に評価出来る。

古い、とか、終わった、とか言われるメタルコア系。
それでもこのアルバムは今も最強クラスだと思う。

 

2008.04.30初出

 

Shadows Are Security - As I Lay Dying

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